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その日は忙しくて携帯で選評なぞしてる余裕がなかった。それが齟齬となってこんなにも溝が出来てしまったと云う訳だ。彼らと往来がなくなって2年がたった。 駿河書房にバイトとして僕を含めた4人が働いている。まあ倉庫整理と雑用で、ごくたまに編集部内の校正補助にありつける。全員同期入社で、仕事が終わると文学談義をめいめいの部屋まわり持ちでしていた。気分はいっぱしの作家であった。
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